モバイルオーダーシステムの活用について

焼肉店にセルフオーダーは必要ですか?

こんにちは、ハワードジョイマンです。

「セルフオーダーが良いのはわかってる。でも導入費用がネックで……」「補助金が使えると聞いたけど、申請が面倒そうで手が止まっている」——焼肉店を経営されているオーナーさんから、こんなお声をよく聞きます。

特に多いのが「制度の存在は知っているけど、実際に申請しようとすると壁を感じて断念した」というパターンです。これ、本当によくある話で、制度を知っているかどうかより、申請を完走できるかどうかが勝負なんですよね。

今回は「焼肉店にセルフオーダーは必要か?」という問いに答えながら、IT導入補助金をどう使って自己負担を抑えるか、申請の実際の流れと採択されやすいポイントを具体的にお伝えします。

📋 この記事でわかること

  1. 焼肉店でセルフオーダー(モバイルオーダー)が必要かどうかの判断基準
  2. IT導入補助金でセルフオーダー導入費用を抑える仕組みと要件
  3. 申請で失敗しないためのステップと、よくある落とし穴
  4. 実際に導入した飲食店の客単価変化と、その理由

こんな方におすすめ

  • ✅ 焼肉店のオーダー業務を効率化したいが費用面で踏み出せない方
  • ✅ IT導入補助金の活用を検討しているが、申請の手順がわからない方
  • ✅ セルフオーダーと通常オーダーのどちらが自店に合うか判断したい方
  • ✅ 人手不足を仕組みで解決し、既存スタッフを接客に集中させたい方
  • ✅ 過去にIT導入で失敗した経験があり、次は慎重に進めたい方
焼肉店にセルフオーダーは必要ですか? | 有限会社繁盛店研究所(モバイルオーダー・店舗DX導入支援)

焼肉店にセルフオーダーは本当に必要ですか?

結論から言うと、「席数20席以上・ランチまたはディナーのピーク帯がある焼肉店」であれば、セルフオーダーの導入を真剣に検討する価値があります。

焼肉店のホールは構造的に忙しい。肉を持っていく、網を交換する、タレを補充する——これだけでスタッフの手は埋まります。そこにオーダーテイクが加わると、どこかで必ずオペレーションが詰まる。ピーク帯に「すみません!」と呼ばれても、すぐに対応できない場面が生まれやすいのが焼肉業態の特徴です。

セルフオーダー(お客様のスマホやテーブル端末から注文する仕組み)を入れることで、オーダーテイクにかかる往復の時間をゼロにできます。スタッフは「運ぶ・焼き管理・接客」に集中できるようになる。これは人を増やさなくても、現状のスタッフで回せる範囲を広げることに直結します。

モバイルオーダーとセルフオーダーの違いと、どちらを選ぶべきかの判断基準については別記事でも詳しく解説していますが、焼肉業態では特にモバイルオーダー(お客様のスマホを使う方式)の相性が良いケースが多いです。

「補助金が使えるのはわかったけど、自分の店が対象かどうかわからない」という状態で止まっていませんか。無料登録で使えるハワードジョイマンAIへの相談や、増益繁盛プランナーで自店の課題を整理するところから始められます。メールアドレスを入力して本人確認URLをクリックするだけで、すぐに使えます。

IT補助金の対象要件を整理する無料ツールを使ってみる

導入費用が不安なとき、IT導入補助金はどう使えますか?

セルフオーダーの導入を検討する上で「費用」が最初の壁になる方がほとんどです。ここで使えるのがIT導入補助金です。

IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者がITツールを導入する際の費用の一部を国が補助する制度です。モバイルオーダーシステムは対象ツールに含まれるケースが多く、条件を満たせば導入費用の一部が補助されます。補助率や上限額は申請枠や年度によって変わるので、申請する年の公募要領で確認してください。

たとえば導入費用が100万円で、仮に補助率が2分の1だとすると、自己負担は50万円まで圧縮できる計算です。「補助金があれば動けるが、補助金なしだと決断が難しい」という規模感の投資に、この制度はちょうど合っています。

ただし、注意が必要なのは「IT導入支援事業者(登録済みの支援機関)と共同で申請する必要がある」という点です。単独では申請できません。この仕組みを知らずに「自分で申請しよう」と動き始めて、途中で詰まってしまう飲食店経営者の方が実際に多くいます。

「制度の存在は知っていても、申請完走率は低い。書類の準備と要件の確認を代わりにやってくれる人がいるかどうかで、採択されるかどうかが決まることが多いです」

ハワードジョイマン(中小企業診断士・IT導入支援事業者)

✓ ここまでのポイント

  • 焼肉店はオーダーテイクが負荷になりやすい業態。セルフオーダーで省人化とサービス向上を同時に狙える
  • IT導入補助金を使えば、導入費用の一部が補助される(補助率は申請枠や年度で異なる)
  • 申請はIT導入支援事業者との共同申請が必要。単独では進められない

申請ステップを読んで「これを一人でやるのは現実的じゃない」と感じた方は多いはずです。gBizIDの取得タイミングから採択されやすい申請書の書き方、実績報告まで、IT導入支援事業者として一貫して伴走します。まず要件を確認するだけでも構いません。

自社集客の仕組み化 無料相談はこちら

申請の流れはどうなっていますか?どこでつまずきますか?

IT導入補助金の申請ステップを、実際の現場感覚で整理するとこうなります。

申請 STEP 1

gBizIDプライムの取得

申請には「gBizID(法人・個人事業主向けの行政サービス共通ID)」が必要です。取得には2〜3週間かかることがあるため、補助金を使いたいと思ったら最初に動き出すべき作業です。

⚠️ よくある失敗:公募期間の締め切り直前にgBizIDの取得を始めて間に合わなかった、というケースが後を絶ちません。

申請 STEP 2

IT導入支援事業者との要件確認

導入するシステムが補助金の対象ツールとして登録されているか、自社が対象の事業者要件を満たしているかを確認します。ここを飛ばすと、後から「対象外でした」という事態になります。

⚠️ よくある失敗:「使えると思っていたら対象外だった」。事前確認を省いたまま動き出すのは危険です。

申請 STEP 3

申請書の作成・提出

IT導入支援事業者と一緒に申請書を作ります。「どんな課題があって、このツールを導入することでどう改善するか」を具体的に書くことが採択率に直結します。曖昧な書き方では通りにくくなります。

⚠️ よくある失敗:「導入するシステムの説明」だけ書いて、「自店の課題と改善効果」を書かない申請書は弱い。採択委員に響かない。

申請 STEP 4

採択後の導入・実績報告

採択されたら導入を進め、実績報告書を提出して初めて補助金が入金されます。「採択=入金」ではないので、資金繰りの計画も含めて動く必要があります。

⚠️ よくある失敗:実績報告の書類不備で補助金の受け取りが遅れる。報告書は採択時点からきちんと整理しておくことが大切です。

実際に導入した店では何が変わりましたか?

「導入してどうなるか」が見えないと、踏み出しにくいですよね。当事務所がモバイルオーダーの導入をお手伝いしたお店からは、「客単価がアップした」という声をいただいています。

客単価が上がった理由は何かというと、大きく2つあります。

一つは「追加注文のハードルが下がる」こと。スタッフを呼ぶのを遠慮して追加注文を我慢していたお客様が、スマホ画面からすぐに注文できるようになったことで、追加の肉やサイドメニューを頼みやすくなります。

もう一つは「写真付きメニューの訴求力」です。システムに写真や動画を設定することで、「これ気になる」という衝動買い的な注文が増える。紙のメニューでは伝えられなかった料理の魅力を、注文画面で届けられるようになるんです。

居酒屋と焼肉店でモバイルオーダーの効果がどう違うかという点も参考になるので、業態ごとの比較を見たい方はこちらをどうぞ。

補助金申請、自分の店は対象になりますか?

IT導入補助金の主な対象要件を確認しておきましょう。

チェックポイント1:事業者の規模

飲食業の場合、資本金5,000万円以下、または常時使用する従業員数50人以下であれば中小企業として対象になります。個人事業主も対象です。細かい要件は公募要領で確認しましょう。

✅ ポイント:3〜30店舗規模の飲食チェーンであればほぼ要件を満たすケースが多いですが、グループ全体の資本構成を確認しておきましょう。

チェックポイント2:導入するツールの登録状況

補助金の対象になるITツールは、事前に「IT導入支援事業者」が申請・登録したものに限られます。使いたいシステムが登録ツールかどうかを確認することが最初のステップです。

✅ ポイント:当事務所はIT導入支援事業者として申請のお手伝いができます。対象になるかはツールごとに違うので、まず要件を一緒に確認することから始められます。

チェックポイント3:過去の補助金との重複

同一の経費に対して複数の補助金を受けることは原則できません。過去に補助金を使って導入した機器・ソフトへの費用は対象外になります。

✅ ポイント:「以前タブレットを補助金で入れたが使わなかった」という場合でも、今回の申請対象が異なる経費であれば問題ないケースがあります。個別に確認しましょう。

地方の飲食店が省人化を急ぐ理由については別記事でも触れていますが、補助金を使って今のうちに仕組みを整えておくことが、数年後の競争力に直結します。

まとめ:「申請の手間」を理由に諦めるのは、もったいない

焼肉店にセルフオーダーが必要かどうか——答えは「必要な店の条件を満たしているなら、検討する価値は十分にある」です。オーダーテイクの負荷を下げてスタッフを接客に集中させること、追加注文のしやすさで客単価を伸ばすこと、この2つは仕組みを変えれば実現できます。

問題は費用感だとすれば、IT導入補助金で自己負担を圧縮するルートがあります。ただし「知っていても申請できていない」方は少なくありません。gBizIDの取得から申請書の作成、実績報告まで、一人で完走しようとするから止まってしまうんです。

私自身、飲食店を中心に21年店舗経営の支援をしてきて、今はIT導入支援事業者として補助金申請のお手伝いもしています。「申請できるかどうか要件を確認したい」という段階からでも相談に乗れますので、まず現状の整理から始めましょう。

補助金の申請は、手間を誰かと分担できるかどうかで進み方が変わります。対象要件の確認から採択後の実績報告まで、繁盛店研究所がまるごと支援します。自己負担を抑えてセルフオーダーを導入したい方は、まず相談の場を設けましょう。

自社集客の仕組み化 無料相談はこちら


-モバイルオーダーシステムの活用について