こんにちは、ハワードジョイマンです。
「ebicaって、結局いくらかかるの?」「うちの規模でも使えるの?」「電話対応が追いつかないのは分かってるけど、システムを入れてもちゃんと使いこなせるか不安で……」——ebicaについての相談をいただくとき、最初に出てくる声はだいたいこのあたりに集中しています。
料金の詳細は、お店の規模・席数・利用機能によって異なるためここでは個別の数字はお伝えできません。ただ、「どういう考え方で費用を試算すべきか」「どの機能が自分の店の課題に刺さるのか」という判断の軸は、この記事で整理できます。特に今回は、多くのオーナーが「分かってるけど後回し」にしがちな電話不応答の問題を正面から取り上げます。
📋 この記事でわかること
- ebicaの料金をどう考えるか——コスト感ではなく「機会損失との比較」で見る視点
- 電話に出られないと、毎月いくら取りこぼしているかを計算する方法
- AIレセプションとは何か、どんな場面で機能するか
- 導入前によくある疑問と、それぞれへの正直な回答
こんな方におすすめ
- ✅ ランチや週末のピークタイムに電話が取れず、予約を逃しているかもしれない飲食店オーナー
- ✅ ebicaの費用対効果を、自分の店の数字で試算したい方
- ✅ AIレセプションが「うちで使えるか」を具体的に知りたい方
- ✅ グルメサイトの手数料を減らしつつ、自社予約を増やしたいと考えている方
- ✅ 多店舗展開を視野に入れており、予約管理を仕組み化したい方

ebicaの料金は、どう考えればいいの?
ebicaは、予約管理・顧客台帳・グルメサイトコントローラー・AIレセプションなど複数の機能を組み合わせて使うシステムです。料金は席数・利用機能・契約内容によって変わるため、「月額〇〇円」という一律の答えはありません。
ただ、コスト感を語る前に私がいつも確認するのは、「今、あなたの店は毎月いくら取りこぼしているか」という数字です。
飲食店の電話不応答率は、平均約20%(株式会社エビソル「ebica」予約データ、利用店舗100店平均)。月に100件の入電があるとすれば、20件が誰にも繋がっていない。この事実を、ほとんどのオーナーは「なんとなく知ってる」程度にしか捉えていません。
システムの費用と、放置している機会損失を天秤にかけてから判断する——これが料金の正しい考え方です。
「コストを見る前に、今の取りこぼしを金額に換算してみてください。多くの場合、その数字が判断を変えます」
ハワードジョイマン(中小企業診断士/有限会社繁盛店研究所)
電話不応答で、毎月いくら損してる?
「なんとなく電話が取れてないな」と感じていても、それを金額に換算したことがあるオーナーは少ない。でも、ここを数字にしないと判断は感覚任せになります。
試算の式はシンプルです。
月間入電数 × 不応答率 × 予約電話割合 × 平均グループ人数 × 客単価 = 月間機会損失額
たとえば、月200件の入電があるお店で不応答率20%、予約電話が全体の70%、平均2.5名・客単価3,000円だとすると——
200件 × 20% × 70% × 2.5名 × 3,000円 = 月間210,000円の取りこぼし
年間に換算すると252万円。これが「たまに電話が取れないだけ」の現実です。
チェックポイント1:自分の店の不応答率を把握しているか
POS履歴や電話会社の着信ログを見れば、不応答件数はある程度確認できます。「大体こんなもん」という肌感覚は、実数より楽観的なことが多い。
✅ ポイント:まず1ヶ月分の入電数と不応答件数を記録し、実際の不応答率を算出することから始める。
チェックポイント2:不応答が最も多い時間帯を特定しているか
ランチのピーク直前(11〜12時)、週末の夕方(17〜19時)など、電話が集中する時間帯とホールが回らない時間帯は重なります。ここが最大の取りこぼしゾーンです。
✅ ポイント:時間帯別の不応答件数を見て、「何時に受け皿を用意すべきか」を具体化する。
チェックポイント3:折り返し電話で取り戻せているか
「折り返せばいい」という考え方は現実には機能しにくい。予約電話をかけてきたお客様は、繋がらなければ次の候補店を探します。
✅ ポイント:折り返しで予約が確定する割合を意識する。取りこぼしの多くは折り返しでは回収できない。
✓ ここまでのポイント
- ebicaの費用は「機会損失との比較」で判断するのが正しい見方
- 飲食店の電話不応答率は平均約20%。月200件の入電があれば40件が誰にも繋がっていない
- 月間機会損失は「入電数×不応答率×予約電話割合×グループ人数×客単価」で試算できる
AIレセプションって、何をしてくれるの?
ebicaのAIレセプションは、電話に出られない時間帯の予約受付をAIが代行する機能です。「ピークタイムに電話が鳴ってもスタッフが取れない」という構造的な問題に、正面から対処します。
具体的には、当日・直前の予約受付、翌日以降の予約受付、予約確認、キャンセル対応をAIが応対し、遅刻連絡など個別判断が必要な問い合わせのみ店舗に転送する設計になっています。24時間365日対応可能なため、深夜や早朝に入ってくる「翌日の予約」も取りこぼしません。
「AIが電話に出る」というと、冷たい印象を持つ方もいます。ただ実際は、繋がらない電話よりも、きちんと応対してくれるAIのほうがお客様の満足度は高い。これは、会員さんから実際に聞いた声です。
「リピート率が 38% から 71% に上がりました。予約が取りやすくなったことで、また来ようという気持ちが生まれたんだと思います」
増益繁盛クラブ会員(飲食店経営者)
リピート率が倍近くに跳ね上がった背景には、「予約しようとしたら繋がらなかった」という体験を減らしたことがあります。最初の予約体験がスムーズだったお客様は、次も同じ店に電話しようと思う。シンプルですが、これが積み上がると数字に出ます。
導入の流れは?難しそうで踏み出せないのですが……
「ITが苦手」「スタッフへの説明が面倒」「切り替えで予約が混乱しそう」——こういった不安は、よく聞きます。正直に言うと、どのシステムも乗り換え直後に多少の手間はかかります。ただ、ebicaは飲食店の現場で使われることを前提に設計されているため、操作の複雑さは抑えられています。
ebica導入 STEP 1
現状の予約フローと、使っているグルメサイトを整理する
食べログ・ホットペッパー・ぐるなびなど、現在どのサイトに掲載しているかを書き出します。ebicaのグルメサイトコントローラーを使えば、複数サイトの在庫を一元管理できるようになるため、この一覧が設定の土台になります。
⚠️ よくある失敗:「とりあえず全部掲載しているが、どのサイトがどれくらい予約を取っているか把握していない」状態のまま導入すると、コスト削減の優先順位が付けられない。
ebica導入 STEP 2
電話不応答の機会損失を試算し、AIレセプションの効果を事前に見積もる
STEP 1と並行して、自店の月間入電数・不応答件数を確認します。ここで出た数字が、AIレセプション導入の判断基準になります。
⚠️ よくある失敗:「費用対効果は導入後に確認すればいい」と考えると、効果検証の比較軸がなくなる。導入前の数字を必ず記録しておく。
ebica導入 STEP 3
Googleビジネスプロフィールとの連携を確認する
ebicaは「Google で予約」との連携が可能です。店名で検索してきたお客様の予約に、グルメサイトの手数料を払い続けている——このルートを自社に取り戻すことが、自社集客率を上げる上で最も即効性が高い施策のひとつです。
⚠️ よくある失敗:「Google の予約ボタンはグルメサイトに飛ぶ設定のまま」になっているケースが多い。設定変更だけで手数料ゼロの予約導線が生まれる。
「うちは小さい店だけど、ebicaって使えますか?」
結論から言うと、月商100万〜300万円規模の個人店でも使っている会員さんはいます。規模の問題より「電話の取りこぼしが起きているか」「自社予約の受け皿があるか」という課題の有無で判断するほうが実態に合っています。
一方で、機能が多いシステムは「使いこなせない」リスクも正直あります。ebicaを導入したことがゴールではなく、取りこぼしを減らして利益が残ることがゴールです。私が代理店として支援する際も、全機能を一気に使ってもらうのではなく、今の課題に直結する機能から順番に動かすことを基本にしています。
特に個人店のオーナーに聞いてほしいのが、先ほどの試算です。月100件の入電で不応答率20%なら、毎月20件が誰にも繋がっていない。これが月商にどう響いているかを一度でも数字で見ると、「うちは小さいから」という感覚は変わります。
「飲食店に20年以上関わってきて分かることは、取りこぼしに気づいていないオーナーほど、気づいた時のインパクトが大きいということです。まず自店の数字を見てください」
ハワードジョイマン(中小企業診断士/有限会社繁盛店研究所)
まとめ:料金の前に確認してほしい、たった一つのこと
ebicaの料金について、「いくらですか」という問いに直接答えることはできません。ただ、この記事を通じて伝えたかったのは、費用を考える前に「今の取りこぼしが金額でいくらか」を先に試算してほしいということです。
飲食店の平均電話不応答率は約20%。この数字は、あなたの店の来客数・客単価・グループ人数と掛け合わせると、毎月の機会損失額として具体的な数字になります。その数字とシステムの費用を並べて初めて、「入れる価値があるか」の判断ができる。
ebicaの導入支援は、正規代理店として飲食店の支援実績610件をもとに行っています。「どの機能から使うべきか」「うちの規模で効果が出るか」が気になる方は、まず現状の予約フローと電話状況を一緒に確認させてください。
お気軽にご相談いただけると嬉しいです。
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