WordPressを初めて使うカフェオーナー、セットアップから初投稿まで密着

結論から言うと、WordPressの初期設定から初投稿までは、一日あれば十分完了できます。むしろ難しいのは「最初の一歩を踏み出すこと」だったりします。

今回は、静岡市内でカフェを営む田中さん(仮名・38歳)に密着しました。「WordPressって聞いたことはあるけど、プログラムとか全然わからないし…」と話していた田中さんが、開店前の時間を使ってセットアップに挑戦し、その日のうちに初投稿を公開するまでの一部始終をお届けします。

この記事を読めば、「自分には無理かも」と思っていたWordPressが、ぐっと身近に感じてもらえるはずです。

📋 この記事でわかること

  1. WordPressのセットアップに必要な準備と手順の全体像
  2. 飲食店オーナーが初投稿で書くべき記事テーマの選び方
  3. ブログを「集客資産」として積み上げていくための考え方
  4. 時間がないカフェオーナーでもWeb発信を続けられる仕組みのヒント

こんな方におすすめ

  • ✅ WordPressを導入したいけど何から始めればいいかわからないカフェ・飲食店オーナー
  • ✅ 食べログやSNSだけの集客に限界を感じている方
  • ✅ ブログで「検索からの新規客」を増やしたいと考えている方
  • ✅ 忙しくてWeb集客に手が回らないと感じている飲食店経営者
  • ✅ 外注ライターに頼んでも「うちのお店らしさが出ない」と悩んでいる方
WordPressを初めて使うカフェオーナー、セットアップから初投稿まで密着 | 増益繁盛クラブ

朝8時:開店前の静かな時間が、セットアップのゴールデンタイム

田中さんのカフェは11時オープン。朝8時に仕込みを一通り終えると、開店まで約2時間の余裕があります。「この時間帯が一番頭が動く」とのこと。今日はその時間を丸ごとWordPressに充てることにしました。

まず確認したのは、レンタルサーバーの契約状況です。田中さんはすでに「エックスサーバー」を契約済みで、ドメインも取得していました。ここが済んでいれば、WordPressのインストール自体はわずか5〜10分で完了します。

エックスサーバーの管理画面から「WordPress簡単インストール」を選び、ドメイン・ユーザー名・パスワードを入力するだけ。田中さんも「え、もう終わり?」と拍子抜けした様子でした。インストール直後に届くメールにログイン情報が書かれているので、それを使って管理画面(ダッシュボード)へ初ログイン。画面が英語表示になっている場合は「Settings → General → Site Language」から日本語に切り替えるのを忘れずに。

ここで田中さんが最初に詰まったのが「テーマ選び」でした。無料テーマだけでも数百種類あります。飲食店向けのブログなら、シンプルで読みやすいものを選ぶのが正解です。田中さんが最終的に選んだのは「Cocoon」。日本語対応・SEO設定が充実・カスタマイズが直感的、という理由で多くの飲食店ブログに使われています。インストール後に有効化して、ひとまず外観の準備は完了。

10時:「プロフィール設定」と「パーマリンク設定」が集客の土台になる

開店準備を少し挟んで、田中さんが次に取り組んだのは細かい初期設定です。地味に見えますが、ここをサボると後から集客に響くので丁寧に確認しました。

チェックポイント1:パーマリンクの設定

投稿した記事のURL形式を決める設定です。初期設定のまま放置すると「?p=123」のような意味のないURLになってしまいます。「設定 → パーマリンク」から「投稿名」を選択するだけで、「カフェ名.com/ランチ-静岡」のようなキーワードを含むURLが自動生成されるようになります。

✅ ポイント:パーマリンクはWordPressを始めた最初の段階で設定すること。後から変更すると既存記事のURLがすべて変わり、SEO評価がリセットされるリスクがある。

チェックポイント2:サイトのタイトルとキャッチフレーズ

「設定 → 一般」から、サイト名とキャッチフレーズを入力します。田中さんは「○○カフェ | 静岡市清水区のランチ・スイーツ専門店」と設定しました。地域名とカテゴリをここに入れておくと、ローカルSEOの土台になります。

✅ ポイント:キャッチフレーズには「地域名+業態・特徴」を入れることでGoogleがサイトの内容を把握しやすくなる。

チェックポイント3:プロフィールページの作成

「固定ページ」から「Aboutページ」を作ります。田中さんはここに、カフェを開いた経緯・使っている食材へのこだわり・出身地のこと・コーヒーへの想いをざっくばらんに書きました。これが後述するE-E-A-T(専門性・信頼性・権威性)の土台になります。

✅ ポイント:プロフィールは「お店のストーリー」として読めるものにする。「いつ開業した」「何が得意か」「どんな想いで作っているか」の3点があれば十分。

✓ ここまでのポイント

  • WordPressのインストールはサーバーの簡単インストール機能を使えば10分以内に完了する
  • パーマリンクとサイトタイトルは最初に必ず設定しておく(後から変えると集客に影響する)
  • プロフィールページはSEO・信頼性・AI検索対応の3つの観点で「お店のストーリー」として書くことが重要

13時:ランチ営業後の休憩時間に「初投稿」へ挑戦

ランチ営業を終えた田中さん、片付けを済ませてスタッフに後を任せ、13時過ぎにいよいよ初投稿の作業に入りました。

「何を書けばいいかわからない」というのが、ほとんどのオーナーが最初に詰まるポイントです。田中さんも同様で、「料理の写真だけ載せればいいのかな」と迷っていました。

私がアドバイスしたのは、「初投稿こそ、検索で来てほしいお客様を意識して書く」ということです。

❌ よくある初投稿のパターン

  • 「ブログを始めました!よろしくお願いします」という挨拶だけの記事
  • 今日のランチメニューの写真だけを載せた投稿
  • 自分の気持ちや近況報告が中心の日記型コンテンツ

✅ 集客につながる初投稿のアプローチ

  • 「静岡市清水区でランチするなら│こだわり食材のカフェを紹介」のように地域名×来店シーンのキーワードを意識したタイトルにする
  • 使っている食材の産地・こだわりを具体的に書く(読み手への信頼感と検索エンジンへの情報提供を同時に行う)
  • 「こんな方においでいただきたい」という来店シーン(女子会・テレワーク・子連れランチ等)を明記する

田中さんが書いた初投稿のタイトルは「静岡市清水区でゆったりランチ|農家直送野菜を使ったカフェのこだわり」。地域名・来店シーン・食材へのこだわりという三要素が自然に入っていて、まずまずの滑り出しです。

「WordPressって難しそうって思ってたんですが、やってみたら意外とシンプルで。でも何を書くかの方が、むしろ難しかったですね。食材へのこだわりとか、普段当たり前すぎて言葉にしてこなかったから」

田中さん(カフェオーナー・38歳・女性)

この感覚、すごくよくわかります。料理のプロほど、自分のこだわりが「当たり前」になっていて言語化しにくいんですよね。でもその「当たり前」こそ、お客様には刺さる情報だったりします。

「料理人が語りたかった想いを言語化してWeb上に積み上げていくことが、そのままお店の集客資産になる。自分のお店の言葉で選ばれる仕組みを作ることが、ポータルサイト依存から抜け出す最短ルートです」

ハワードジョイマン(中小企業診断士・増益繁盛クラブ主宰)

15時:初投稿を公開して気づいた「続けるための仕組み」の大切さ

田中さんが初投稿を公開したのは15時過ぎ。「できた!」という達成感の後に、すぐこんな言葉が出てきました。「これ、毎週続けられるかな…」

そうなんです。ここが本質的な課題です。WordPressのセットアップも初投稿も、実は難しくない。難しいのは「続けること」です。

飲食店のブログで検索上位に表示されるためには、最低でも数十記事、理想は数百記事の積み上げが必要です。月に2〜3記事では、競合に追いつくどころか差が広がる一方です。

田中さんに聞くと、仕込みが毎朝6時から始まり、ランチ・カフェタイムを経てクローズは夜20時。「今日みたいに時間を作ったから書けたけど、毎週は正直しんどい」と率直に話してくれました。

この問題、飲食店オーナーなら誰もが直面する構造的な課題です。「時間があれば書く」では、飲食業という業種上、永遠に書けません。

そこで私が田中さんに紹介したのが、一度プロフィールを登録するだけで、キーワード設定からAI記事生成・画像生成・WordPress自動投稿までを全自動で行う仕組みです。月750記事を自動生成・投稿できるので、半年で180記事以上のコンテンツ資産が積み上がっていきます。

「半年で180記事が積み上がり、食べログの評価に振り回されなくなった。精神的に本当に楽になった」

イタリアンオーナーシェフ・48歳

記事が増えれば増えるほど、「地域名+ランチ」「地域名+記念日ディナー」などのローカルキーワードで検索に引っかかる機会が増えていきます。コンテンツは使えば減るものではなく、積み上げるほど効いてくる集客資産です。

「仕込みしながら、Web集客も仕込む。この状態を作れた飲食店が、ポータル依存から自由になれます」

ハワードジョイマン(中小企業診断士・増益繁盛クラブ主宰)

まとめ:WordPressの初日より、「初日の翌日以降」をどう設計するかが勝負

田中さんとの一日を振り返ると、WordPressのセットアップも初投稿も、手順さえわかれば誰でもできます。難しく見えていただけで、実際にやってみると「え、これだけ?」という感覚になるはずです。

ただ、本当に大事なのはその先です。初投稿の達成感が冷めないうちに、「続ける仕組み」を設計しておくこと。飲食店という業種の特性上、「気合いで続ける」には無理があります。仕組みで自動化するか、仕組みで習慣化するか、どちらかが必要です。

田中さんは最後にこう言っていました。「今日で一歩踏み出せた。でも一歩踏み出せたからこそ、仕組みが必要だってわかった」。この気づき、すごく大事だと思います。

支援実績610件以上の飲食店を見てきた中で言えるのは、検索集客で結果を出したお店には必ず「続けられる仕組み」があったということです。ブログを資産にするかどうかは、初投稿の翌日からの設計次第です。

WordPressを立ち上げたら、次は「毎日自動で記事が積み上がっていく状態」を目指しましょう。

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