「広告費、正直キツい。でも解約したら客が来なくなるかもしれない……」
こういうジレンマを抱えたオーナーからの相談が、毎月必ず届きます。ぐるなびや食べログのプレミアムプランを続けているのは、やめる勇気がないからだ、という方も少なくない。
月に数万円、年間にすると軽く数十万円が飛んでいく。そのお金があれば仕込みの食材をワンランク上げられる。スタッフをもう1人増やせる。それが分かっていても、踏み出せない。
今回の記事では、実際に広告費を半分に削った居酒屋の店主がどういう道筋を歩んだのか、私・ハワードジョイマンが一日密着する形でその実態をお伝えします。「育てながら移行する」という戦略が、現場でどう機能するのかをリアルに見てほしいと思っています。
📋 この記事でわかること
- 広告費を削減しながらも集客を落とさなかった居酒屋の実際のプロセス
- 「育てながら移行する」オウンドメディア戦略の具体的な3段階
- 宴会・団体予約をブログ経由で獲得するための記事設計のポイント
- ポータル依存からの脱却を焦って失敗しないための考え方
こんな方におすすめ
- ✅ ぐるなび・食べログの広告費が利益を圧迫していると感じている方
- ✅ 広告を解約したいが、集客が落ちるのが怖くて踏み出せない方
- ✅ 宴会・団体予約をポータル以外のチャネルから安定して取りたい方
- ✅ ブログやオウンドメディアを「資産」として育てる方法を知りたい方
- ✅ 1年後・2年後の集客コスト構造を根本から変えたいオーナー

朝9時:ジョイマンのデスクに届いた「その後どうなった?」レポート
静岡市・増益繁盛クラブのオフィスに出勤してパソコンを開くと、会員の居酒屋店主(42歳)からメッセージが届いていました。
「ぐるなびの広告費を削減しながら宴会予約の問い合わせが増えました。先月より問い合わせが明らかに増えています」
この方が取り組みを始めたのは、ちょうど約半年前。最初に相談を受けたとき、状況はこうでした。
- ぐるなびのプレミアムプランに月2〜3万円を支払い続けている
- お店のブログはほぼ放置状態(最後の更新から半年以上経過)
- 宴会の問い合わせのほぼ100%がポータル経由
「解約したいけど怖い」という気持ちは痛いほど分かります。ポータルからの流入を断ち切ると、一時的に予約数が落ちる。それは事実です。だからこそ、「いきなり解約」ではなく「育てながら移行する」プロセスが必要なんです。
「広告費を削ることが目的じゃない。自分のお店の言葉で客を呼べる仕組みを先に作ること。それが整ったとき、初めてポータルの広告グレードを下げる選択肢が生まれる。逆順にやると、必ず失敗します」
ハワードジョイマン(増益繁盛クラブ主宰・中小企業診断士)
「何を書けばいいか分からない」「書く時間がない」という壁は、この居酒屋の店主も最初に直面していました。繁盛店ポータルに無料登録すると、AIと対話しながらお店のビジョンやターゲット客層を整理できる「増益繁盛プランナー(5ステップ無料)」と、ハワードジョイマンAIへの無料相談が使えます。メールアドレスだけで登録でき、すぐ使い始められます。
午前10時:「育てながら移行する」3段階プロセスの設計
この店主と最初に設計したのが、以下のような移行プロセスです。段階を踏むことで、集客のリスクをコントロールしながら進められます。
移行 STEP 1:ポータルを維持しながら、オウンドメディアの土台を作る(0〜3ヶ月)
内容
まず広告費はそのままにした状態で、自店のWordPressブログを整備します。「宴会プランが決まる夏から秋にかけての検索需要」「地域名+宴会・飲み会・忘年会」などのキーワードで記事を書き始める。この段階での目標は「Googleに自店の存在を認識させること」です。記事が検索に出てくるまでには最低でも2〜3ヶ月はかかるため、早めに仕込むことが肝心です。
⚠️ よくある失敗:「まずはInstagramで告知しよう」と検索対策を後回しにするパターン。SNSの投稿は翌日には流れますが、ブログ記事は検索資産として残り続けます。仕込みしながら、Web集客も仕込む、という発想を持ちましょう。
移行 STEP 2:ブログ経由の問い合わせが月3件以上になったら、広告グレードを1段階下げる(3〜6ヶ月)
内容
記事が積み上がってくると、「地域名+宴会」「居酒屋+個室+○○市」などのキーワードで上位表示が始まります。この段階でブログからの問い合わせが月3件を超えてきたら、ぐるなびのプランを1段階ダウングレードします。月額費用を半分近く下げながらも、代替チャネルがすでに機能し始めているため、集客数への影響は限定的になります。
⚠️ よくある失敗:「もう少し様子を見よう」と、代替チャネルが育っているのにポータルのグレードを下げられないオーナーが多い。数字を確認し、勇気を持って次のステップへ進むことが大事です。
移行 STEP 3:自社チャネルが安定したら、ポータルを最小プランまたは解約へ(6〜12ヶ月)
内容
ブログ経由の問い合わせが月10件を超え、安定してきた段階で、ポータルへの依存を最小化します。無料掲載は残しつつ、有料広告費を大幅に削減。その分の費用を食材へのこだわりや新メニューの開発に回すことができます。
⚠️ よくある失敗:この段階でブログ更新を止めてしまうオーナーがいます。ストック型コンテンツは「作り続けること」で複利的に効果が増します。一度成果が出ても、止めると徐々に検索順位が下がります。
✓ ここまでのポイント
- 広告費削減は「先にオウンドメディアを育てる」ことが前提。逆順は失敗のもと。
- ブログからの問い合わせ数を数値で確認し、段階的にポータルのグレードを下げていく。
- 記事は検索資産として積み上がる。Instagramと違い、翌日に流れない。
180記事以上を半年で積み上げた居酒屋の店主が実際に使ったのが、キーワード登録からAI記事生成・WordPress自動投稿まで完全自動で回る仕組みです。飲食店専用フォーマットの中には「宴会・季節イベント型」もあり、宴会需要を狙ったブログ記事を自動で量産できます。月額16,500円・1記事約22円という外注ライター比で圧倒的なコスト優位性があります。
午後12時:この居酒屋店主が書いた記事の中身を見てみると
昼休みを使って、この店主が実際に書いたブログ記事の一覧を確認しました。半年で積み上がったのは180記事以上。最初は「何を書けばいいか分からない」と言っていた方が、です。
「何を書けばいいか分からない」飲食店オーナーがブログを立ち上げるまでのプロセスでも詳しく解説していますが、最初の記事を書くまでが一番ハードルが高い。実際、この店主も最初の1ヶ月は月5〜6記事ペース。それがシステムを活用するようになってから、月30記事以上のペースに切り替わりました。
記事の内容を見ると、こういうタイトルが並んでいます。
- 「○○市で個室宴会ができる居酒屋、予算別に選ぶなら」
- 「会社の飲み会幹事がラクになる、コースプランの選び方」
- 「夏の宴会に外せない、当店定番の地酒とその合わせ方」
宴会を探している人が実際に検索するキーワードと、自店のメニュー・こだわりを組み合わせた記事設計です。食べログのページには書けない「お店の言葉」が、ここには詰まっています。
「宴会を探している人は、価格や人数だけじゃなく、"雰囲気"と"信頼感"で店を選ぶ。その信頼感は、ポータルのスター評価より、店主の言葉で書かれたブログのほうが伝わる場合が多い」
ハワードジョイマン(増益繁盛クラブ主宰・中小企業診断士)
広告費を削減しながらSEOで集客を維持する移行の3段階プロセスでもこの考え方を詳しく書いています。興味のある方はあわせて読んでみてください。
午後2時:半年後のリアルな数字を確認する
この店主の半年後の状況を整理すると、こうなります。
❌ 以前の状態(ポータル依存)
- ぐるなびのプレミアムプランに月2〜3万円を支払い
- 宴会問い合わせのほぼ全てがポータル経由
- 口コミの評価が下がると問い合わせが激減する不安が常にある
- 広告費が利益を毎月圧迫している感覚から抜け出せない
✅ 現在の状態(オウンドメディア育成後)
- ぐるなびの広告プランを1段階ダウングレード→広告費を約半分に削減
- ブログ経由の宴会問い合わせが月に複数件コンスタントに発生
- 「地域名+宴会」での検索で自店ブログが上位に表示されるようになった
- ポータルの口コミ評価に振り回されるストレスが大幅に減った
「ぐるなびの広告費を削減しながら宴会予約の問い合わせが増えた」
居酒屋店主・42歳
この言葉が全てを表しています。広告費を下げたのに、問い合わせが増えた。これは「代替チャネルを育てながら移行した」からこそ実現できた結果です。代替手段を作らないままポータルを解約すれば、この結果は出なかった。
ぐるなびの広告費を払い続けた飲食店と解約した飲食店、1年後を追った事例では、同じ状況でも判断が違うと1年後にどれだけ差が出るかをリアルに比較しています。
また、支援実績は飲食業全般で610件以上。居酒屋・焼肉・ラーメン・カフェ・イタリアンなど業態は幅広く、個人経営の小規模店舗から多店舗展開オーナーまで、同じ考え方でオウンドメディアの構築を支援してきました。業種や規模が違っても、「育てながら移行する」という順序は変わりません。
まとめ:広告費を削減した後の集客は「何を先に作ったか」で決まる
今日の密着を振り返ると、一つのことが明確になります。
広告費を削減できた居酒屋の店主が持っていたのは、「解約する勇気」ではなく「代替チャネルを先に育てた実績」でした。ブログに180記事以上を積み上げ、宴会を探す検索キーワードで上位に表示される土台ができていた。だから、広告費を下げるタイミングでも集客が落ちなかった。
「料理のストーリーが、新規客を呼ぶ」という考え方が、ここにも表れています。ポータルの評価点ではなく、自店のお酒や食材へのこだわり、宴会コースの選び方を自分の言葉で書いたブログが、検索からお客さんを連れてきている。
広告費を削減したい、でも集客が落ちるのが怖い。そのジレンマは正直な気持ちです。だからこそ、焦って解約するのではなく、まず自社の集客チャネルを仕込む期間を設けることから始めてほしい。仕込みしながら、Web集客も仕込む。この発想が、1年後の増益繁盛につながります。
ポータルの広告費を半分に削減しながら宴会問い合わせを増やした居酒屋が実際に歩んだプロセスを、あなたのお店でも再現できます。まずオウンドメディアの土台を作る期間だけ先に設ける、それだけで集客リスクを抑えながら移行できます。SEO・AI検索対応 記事自動投稿システムの案内ページで、具体的な仕組みと料金プランを確認してみてください。